
谷和樹の解説
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青森のりんご
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空飛ぶ野菜
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スーパーでビールでも買おうかと。
スーパーに入ったら、ビール売り場へ。
一直線に向かってもいいのですが。
もし時間的なゆとりが少しでもあるなら?
念のため「野菜売り場から順に」歩きます。
それで、念のため「ネギ」を見たりもします。
なんでって?
昔、ネギで教材研究したことがあるからです。
こういうネギです。
有名です。
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なんで有名なのかって、いろいろありますが。
目を引くのは、もちろん
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JALのラベル
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ですよね。
これです。
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これは、教材としては絶好の素材ですよ。
博多万能ネギ。
「フライト野菜」の先駆けとして有名です。
なんでこれを教材研究したかっていうと、
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「交通手段」が変化すると
「農作物の販売量」が変化する
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っていうのが社会科で面白いからです。
博多万能ネギの場合、輸送時間が長いと品質が落ちる。
でも、大阪や首都圏でたくさん売りたい。
電車で運んでも、トラックでも、いまいちだった。
それで、飛行機で速く輸送したら、鮮度がよかった。
そのうえ、
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各束にJALマーク入りのシールをつけることが許されたが、これにより空輸品の新鮮かつ高級というイメージのため販売は著しく促進された。
(「農産物空輸の実態と産地の対応」
香川大学学術情報リポジトリ 吉田他 1989)
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みたいなことがあって、大ヒットしたわけです。
私のこの教材研究。
出発点は、もともと社会科の教科書からです。
当時の教科書にこんな感じのグラフが載ってました。
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(当時の教科書をもとに谷が作成)
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このグラフの赤く太い部分。
なんで1970年ごろからビューンと伸びてるんだ?
それを、その教科書ではこう説明していました。
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1971年にカーフェリーが就航してから
ピーマンをたくさん運ぶようになりました。
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ね、これも同じでしょ。
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「交通手段」が変化すると
「農作物の販売量」が変化する
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ってことじゃないですか。
「交通手段の変化」が原因。
「農作物がたくさん売れる」が結果。
こういう原因と結果の関係を、社会科では
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社会事象間の因果関係
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っていいます。
これって、
「博多万能ネギ」でも
「宮崎のピーマン」でも
どっちも同じじゃないかと。
社会科の勉強がおもしろいのは、こういうときです。
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| 1 日本一の生産地には「社会条件」がある!? |
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「できごと」どうしの原因と結果
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がいろいろつながると面白い。
ところがです。
農作物の販売や生産については、
社会科の教科書では、たいてい、
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気候の特色
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を中心に書かれているんです。
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(庄内平野)
この気候の特色が米をつくる条件に合い、米づくりがさかんに行われるようになりました。
(『新編 新しい社会5』東京書籍 令和6年 p.77)
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食料品は、それぞれ農業・畜産業・水産業で働く人々によって、各地の自然条件を生かしながら生産されています。
(『小学社会5』教育出版 令和6年 p.63)
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徳島県藍住町では、あたたかい気候を生かしたにんじんづくりがさかんです。
(『小学社会5』教育出版 令和6年 p.106)
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高知県の海岸ぞいの地域では、冬でもあたたかく、日照時間の長い気候を生かした野菜づくりがさかんです。
(『小学社会5』教育出版 令和6年 p.107)
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いや、もちろん気候の特色は大切ですよ。
それぞれの気候や地形。
その特色を生かして、人々は生産の工夫をしています。
それを学ぶのが5年生の大切な内容のひとつです。
こういう気候とか地形のような条件を、
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自然条件
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っていいます。
大切には違いありません。
でも、気候のほかにもいろいろあるよね。
まして「日本一」とか「日本有数」っていう産地。
そういうところでは、さっきの
「交通手段」とか、
「人々の努力」とか、
いろいろありそうだよね・・・
って思いませんか?
そういう自然とは違った条件もありそうだ。
それを、
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社会条件
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っていいます。
社会条件も含めて考えさせると、もっと面白い。
それを、超分かりやすく授業したのが向山の
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青森のりんご
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の授業です。
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| 2 青森のりんごはなぜ日本一なの? |
教科書にはやはり
「気候風土が適している」
と書いてあったようです。
第9回向山型社会セミナーの向山の講演記録で向山はこう言ってます。
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(向山洋一『TOSS向山型社会2007年10・11月号』)
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「教科書を開くと気候風土が適しているからというふうに書いてあります」
というのです。
向山がこれに気づいたのは、若いころです。
どれくらい若いころかというと、
「教育実習生のとき」です。
学芸大学附属世田谷中学校。
1967年。
向山は23歳。
同じ教育実習生の授業を見た後。
それについて書いた向山の実習生日誌があります。
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子どもたちからはやはり、
「気温と地形」
が出るわけです。
もちろん、教科書にそう書いてあるからです。
その授業をみて、向山は考えます。
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それでは何故、同じような条件の北海道、東北の他地域には集中しないのか。
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子どもにそう投げかけるべきだというのです。
ここで、当時の向山が
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概念くずし
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という言葉を使っているのが印象的ですね。
概念くずしっていうのは、
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既成概念をこわす
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みたいな意味でしょうか。
いまでも幼児教育なんかで使われる言葉です。
ちょっとニュアンスが違うかもしれませんが、
1950年代に国分一太郎という人が
「概念くだき」って言ってました。
「枠組み外し」っていうこともあります。
以前のメルマガでも何度か紹介した
「ゆさぶり」
にもつながりますよね。
そして実習生の向山はさらに日誌を続けます。
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「気候風土だけから説明するのは誤りだ」
と書いています。
いや、気候風土ももちろんありますよ。
それは、
「自然条件」
です。
でも、自然条件だけではないはずだ。
「人々の生活を通して、教えていかなくてはならない」
人々の生活、これが
「社会条件」
です。
向山は、社会条件を列挙します。
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引用して箇条書きにしてみますね。
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1)歴史的なこと
2)明治7〜8年にりんご輸入
3)日清戦争
4)対露貿易の影響
5)巨大な資本を必要とするりんご栽培の準備
6)地主制のこと
7)商品作物の栽培の諸条件等
8)他作物との比較
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いや、教育実習生とは思えません。
教材研究が非常に精密で具体的です。
このときの教育実習仲間の「小倉君」。
なかなかいい授業をしたようです。
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その授業をみて向山は触発されたのでしょう。
後に向山は、自身の処女作
『斎藤喜博を追って』
の中でも当時のことを書いています。
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実は昔、ぼくは、教科書に「気候が適しているため」という文があったのを変に思って、一週間位かかって調べたのだった。ほとんどどこにものっておらず、青森県史の中に見つけたのである。
(向山洋一『斎藤喜博を追って』昌平社 1979年 p.34)
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| 3 向山の授業の組み立て |
向山の授業で、子どもたちは熱中します。
それは、単に教材研究で「社会条件」を入れたからだけではありません。 |
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授業の組み立て
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にも秘密があるんです。
今月号では
「実録!向山洋一の授業」
この向山の授業記録も付録についているようです。
そちらもぜひ、研究してみてくださいね。
今回は
『斎藤喜博を追って』(教師修業十年)
の記述から、飛び込み授業での組み立てを見てみます。
たぶん、そのほうが少し追試しやすいので。
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1 生産が日本一など、とても盛んな県を調べる
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ふつうは教科書に載っています。
向山の場合は
「青森のりんご」
です。
他にも
「山形県の庄内平野の米」
「群馬県の嬬恋のキャベツ」
「長野県の川上村のレタス」
など、いろいろありますよね。
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2 なぜ日本一なのか聞く
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子どもたちは教科書を見ます。
「気候が適してる」
などの答えが出がちですね。
そこで、次のように念を押します。
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3 みんなも同じ意見ですか?
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「他の人も同じなのですね」
と向山は聞いています。
ここまで、
「教師が発問をして、何人かの<優等生>が答えるという、ありふれた場面である」
とも書いています。
そして、
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実は、ここからが本当の授業が始まるのである。
<優等生>の頭がたいしたことがないことを示すことから、本当の授業は出発するのである。
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はい、これが「概念くずし」でしょうか。
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4 資料で事実を確認する
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地図帳などのうしろについている資料。
いわゆる「雨温図」とかですね。
それをみて、
「日本各地の年平均気温や降水量」
などを確認するわけです。
そうすると、
「似ている地域もある」
「ほとんど変わらないところがある」
などのことに気づきます。
気候はそれほど変わらない。
そして、りんごの生産量で言えば、
「青森だけではなく、北海道でも長野でも多い」
気候は変わらないのに、その中で、
「青森がもっとも多い」
わけです。
それは、
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気候だけが原因ではないのではないか。
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ってことですね。
さて、ここからです。
「参考書で勉強するのも大切だけど、
もっと大切なのは自分の頭でまず考えてみること」
そういって、
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5 思いつくことは何でもいいから発表してごらん
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ここがポイントです。
ポイント中のポイントです。
「思いつくことを、どんどん発表させる」
のです。
大切なのは
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どの意見もすべて認め、価値づける。
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ということです。
向山は書いています。
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どの意見も、どの意見も、認めていった。何を言っても認められたから、子ども達は、面白いように意見を続けた。
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これが非常に大切です。
若い先生方にはかなり難しいところですが、
でも、ぜひ挑戦してほしいです。
向山は自分のクラスなら
「口をはさまないで討論させる」
といいます。
「すべて認めて価値づける」
という場面は、すでに通過しているからです。
たくさん、たくさん言わせる。
どの意見も全て認め、価値づける。
あるいは、討論させる。
そして、出てきた子どもたちの意見に関連させながら、
授業の最後で、
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6 観点を示して終わる
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のです。
たとえば次のようなことです。
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1)りんごを生産するための条件があった
2)大土地所有性があって大地主がいた
3)日清戦争があった
4)背後に青森港をひかえていた
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これを、あえて、ごくごく簡単にいえば
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【農作物の生産が非常にさかんになる条件】
1)人々の強い願いがあった
2)お金の支えがあった
3)交通の変化があった
4)大きな事件があった
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みたいなことですね。
こういう条件があると、どうやら農作物の生産がさかんになる。
この
【農作物の生産が非常にさかんになる条件】
それを、例えば
「青森のりんご」
を例にして子どもたちは学びました。
さっきの、何でも認めてもらえる
「授業の組み立て」
で学びました。
超熱中しながらです。
そうなると、次からはどんなことが起きるでしょうか。
そうです。
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他の農作物でも同じようなことがあるのでは?
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って考えるわけです。
それこそが、学習指導要領に書いてある
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社会的事象の見方・考え方を働かせ、事象の特色や意味などを考え概念などに関する知識を獲得すること
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ってことじゃないのかな、って思うんですよね。
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| 4 概念を手に入れたら他の事例でつかえる |
ちなみに、
「山形県の庄内平野の米」
「群馬県の嬬恋のキャベツ」
「長野県の川上村のレタス」
ってさっき書きました。
これらにも、たぶん、
【農作物の生産が非常にさかんになる条件】
がありますよ。
ここでは詳しく書きませんが、よかったらぜひ、調べて見て下さい。
例えば、庄内平野の米。
もともと8世紀の昔からの人々の努力がありました。
庄内というのは、「荘園の内側」だとか。
ということは、
「大地主」のような人がいたってことかな。
お金の支えがあったかも知れないな。
秀吉の文禄の役とか、江戸の大飢饉とか。
そういう「大きな事件」も米の生産に関係するかも。
それで「西廻り航路」っていう
「交通の変化」が影響したのでは?
みたく考えていけます。
つまり、「青森のりんご」で単にものしり的な知識を学んだのではない。
そこで学んだ
「見方・考え方」
をヒントにして使いながら、別の事例を探究できるってことです。
いやー、社会科って(社会科も)おもしろいなー。
向山が教育実習中に着想した授業を読んでから、
社会科授業についての私の考え方も激変しました。
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